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論文

Excitation profile of the resonance Raman effect of rubidium uranyl trinitrate in dimethyl sulfoxide

大和田 謙

Spectrochimica Acta, Part A, 53(4), p.501 - 507, 1997/00

Ar$$^{+}$$レーザーの10本の励起線を用いて、ジメチルスルホキシドに溶解した三硝酸ウラニル錯塩(RbUO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{3}$$)の共鳴ラマンスペクトルを室温で測定した。レーザー誘起線の波長変化に対し、834cm$$^{-1}$$に観測されたウラニル対称伸縮振動の比較強度をプロットして、共鳴ラマン効果の励起プロフィールを得ることができた。この励起プロフィールは、電子吸収スペクトルの振電構造に類似しているが、完全には重ならないことがわかった。ウラニル錯塩のラマン散乱構造を知るため、Hilbert変換法を応用して、共鳴電子状態の吸収スペクトルからラマン励起プロフィールの算出を試みた。その結果、ウラニル対称振動の共鳴ラマン強度は、主に、基底状態と第一励起状態の振動波動関数のFranck-Condon積分に依存することがわかった。また、non-Condon積分の影響についても簡単に考察した。

論文

Excitation profile of the resonance Raman effect of uranyl nitrate in acetone

大和田 謙; 高橋 昭; 藤沢 銀治

Spectrochimica Acta, Part A, 52, p.149 - 156, 1996/00

アルゴンイオンレーザーの10本の励起線(528.7、514.5、501.7、496.5、488.0、476.5、472.7、465.8、457.9、454.5nm)を用いて、アセトン溶液中の硝酸ウラニルの共鳴ラマンスペクトルを室温で測定した。レーザー励起線の波長変化に対し、863cm$$^{-1}$$に観測されるウラニル全対称振動の比較強度をプロットすることによって、共鳴ラマン効果の励起プロフィールを得ることができた。ウラニル全対称伸縮振動の励起プロフィールは電子吸収スペクトルに現れる振電構造に類似しており、この励起プロフィールをTang-Albrechtの理論に基づいて簡単に考察した。また、ウラニル全対称伸縮振動の散乱強度を考察して、電子的励起状態におけるウラニルイオンの平衡構造を明らかにした。

論文

Excitation profile of the resonance Raman effect of uranyl nitrate in dimethyl sulfoxide

大和田 謙; 高橋 昭; 藤沢 銀治

Applied Spectroscopy, 49(2), p.216 - 219, 1995/00

 被引用回数:14 パーセンタイル:73.04(Instruments & Instrumentation)

アルゴンイオンレーザーの10本の励起線(528.7、514.5、501.7、496.5、488.0、476.5、472.7、465.8、457.9、454.5nm)を用いて、ジメチルスルホキシド溶液中の硝酸ウラニルの共鳴ラマンスペクトルを室温で測定した。レーザー励起線の波長変化に対し、835cm$$^{-1}$$に観測されるウラニル対称振動の比較強度をプロットすることによって、共鳴ラマン効果の励起プロフィールを得ることができた。ウラニル対称伸縮振動の励起プロフィールは電子吸収スペクトルに現れる振電構造に類似していることがわかった。また、この励起プロフィールTang-Albrechtの理論に基づいて簡単に考察した。

論文

Laser raman spectroscopy of some uranyl trinitrate complexes (MUO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{3}$$;M=Cs,Rb,K,NH$$_{4}$$)

大和田 謙; 藤沢 銀治

Spectrochimica Acta, Part A, 51(3), p.309 - 318, 1995/00

3本のレーザー励起線$$lambda$$=514.5(Ar$$^{+}$$),528.7(Ar$$^{+}$$)及び632.8nm(He-Ne)を用いて、三硝酸ウラニル錯塩MUO$$_{2}$$(NO$$_{3}$$)$$_{3}$$(M=Cs,Rb,K,NH$$_{4}$$)のラマンスペクトルを2000cm$$^{-1}$$~10cm$$^{-1}$$の波数範囲で測定した。各錯塩が点群D$$_{3h}$$に属する骨格構造UO$$_{2}$$X$$_{3-}$$(X=NO$$_{3}$$)で記述できることを前提として、観測された散乱線の振動帰属を行った。これらの帰属を確かめるため、数種の分子内相互作用を考慮した改良原子価力場を用いて骨格振動の基準振動解析を行い、各結合に関して妥当なポテンシャル定数(力の定数)を得ることができた。また、$$lambda$$=632.8nmの励起線は別として、$$lambda$$=514.5nm、528.7nmの両励起線においては共鳴ラマン散乱を観測することができた。共鳴が近づくと、特に、ウラニルの全対称伸縮振動(約880cm$$^{-1}$$)の強度がNO$$_{3-}$$の振動(約1025cm$$^{-1}$$)に比べて著しく増大することがわかった。

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